この度は「酒餅14代」開催誠におめでとうございます。
今回も酒餅参加させて頂きますポカモトです。宜しくお願い致します。
今回製作したのは1982年発売のイマイ渾身のオリジナルロボットシリーズ「メガロ・ザマック」の『バ・ガル』です。
シリーズ紅一点のヒロインが搭乗するこの深紅の機体。まず目を引くのはアクマニヤ星人みたいな目です。なんの知識が無ければ敵ロボに見えます。
こんな機体をヒロインが駆るなんて萌えてしまいます!当時からこの様なギャップ萌えマーケティングを展開していたイマイの先見の明には驚嘆しかありません。さすがイマイ。
私自身メガロ・ザマック4体目となり、このシリーズのキットにもだいぶこなれてきました。が、今回の懸念点はやはり“目”。モノアイの表現方法をどうするかが本作のキーポイントでした。この製作方法については後述致します。
それでは工作です。
胴体を伸ばして、細すぎる太ももを幅増しして、広すぎる肩幅も狭めて…等、貴重な絶版キットにノコを入れる背徳感と高揚感を味わいながら切った貼ったすればバランスが良くなります。
しかし同時に当時のキットの持ち味も消えてしまうので、いつもジレンマを感じるところです。改造後のプロポーションは箱絵とはだいぶ違いますが、元々キットが箱絵と全然違うので、今回はキットパーツを尊重して製作、という言い訳です。
さて問題のモノアイです。この“目”の表現がバ・ガルの肝になると思い、どう表現するかかなり悩みました。
昨今のガンプラのザクの様な、内部にカメラアイを仕込んでクリアーパーツのモノアイシールドを嵌める表現をしても、バ・ガル特有の鮮やかな青いモノアイシールドの再現が困難と考え、別方法を模索しました。そこで考案したのはクリアーレジンを使用してのモノアイ表現です。
まずモノアイシールドの原型をエポパテで作成し、シリコンゴムで型取りします(片面のみで十分)。その型に100均で購入したクリアーブルーのレジンを入れてUVライトで硬化させ、細かい番手の紙やすりやコンパウンドで研磨して製作しました。モノアイはピンクのUVレジンです。
文字で書くと簡単ですが、実際はほとんど扱ったことのないUVレジンに悪戦苦闘、何度も失敗しました。それでも自分のイメージ通りの表現が出来たので非常に満足しています。
他にはさすが40年前のキット、デカールがまったく使えませんでした。事前にコートしていたのですが、ぬるま湯に1時間以上つけていても台紙から一向に剥がれず、使用を断念しました。
またウォッシングをしたらパーツが割れたりと、様々な失敗を経て何とか完成しました。
今回のバ・ガル完成で、我が家のメガロ・ザマックの在庫が尽きたので、自身のテーマである『家のメガロ・ザマック全部組む』が今作をもって残念ながら一旦最終回(打ち切り)となります。
バ・ガル、マウ・ドルム、ジャー・ギガ、ダ・ウェブと計4体作りました。全て酒餅参加作品です。製作はどれも大変でしたが、とても楽しかったです。
「おい!主人公機のジャウ・ザマックが無いじゃないか!」と突っ込まれそうですが、所有していないので製作出来ずにいます。縁があればいつか入手できると信じています。
1年に一作づつ、4年を掛けて完成したザマックシリーズ4機を眺めつつ飲むビールは格別です。
いつの日か残りのジャウ・ザマックを入手するのが今の私のささやかな夢です。5体揃ったら高いお酒で乾杯したいですね。
ここまで見て下さった皆様、酒餅運営の皆様には感謝致します。改めてありがとうございました!