武装と戦術:
脚部の長距離砲2門による砲撃で敵射程外から主戦力へ甚大なダメージを与え、戦場を撹乱。先制攻撃により混乱した敵集団に胸部2門の小型ポタン砲による制圧砲火を広範囲に浴びせ追い討ちをかける。強力な脚部アクチュエイターとノズル噴射の推進力を利用し常識の3倍の速度で戦場へ高速に移動。目視でとらえた残存戦力は大型のバズーカで各個撃破。(このバズーカはウォーカーギャリアタイプへの配備で有名だが発射弾の切り替え機能の搭載により榴弾、徹甲弾、など各種ロケット弾を目的ごとに使い分けることができる全くの別物)小型のビークルやブレイカーが機体下部に侵入するリスクは股間の機銃掃射で徹底的に排除。加えて腰に装備した短距離速射砲により中程度の装甲を備える敵やトーチカも効率的に瞬時無力化。あらゆる構成の敵戦力に独力で対応する。
AI支援:
戦術AIの支配下に置かれた各種AIによる支援を受け乗員2名での運用が可能。火器管制AIシステムにより自動化された攻撃は敵味方の識別は愚か状況に応じた火器の選択も問題なくこなす。パイロット判断を最優先としつつ戦術AIは各戦闘AIからの情報をリアルタイムに学習しパイロットの指示も加味した上で統合。自身の思考を常に更新することで能力を継続して高め続ける。これによりパイロットは状況を掌握する指揮者として二手三手先を読んだ戦いに集中し、より高度な判断を産み出す機会に恵まれる。産み出された高度な判断を更にAIが学習するという循環により、出撃を重ねるたびに能力は向上する。また、最適かつ安全なルートで移動ができる自動運転は、地味ながらパイロットに休息をもたらし体力の温存にも一役買っていると好評。
運動性能:
脚部に特筆される強化フレームの採用により従来の挟み込むタイプの関節がかかえる、扱の複雑さや故障の多い構造から解放された。これはメンテナンスを容易とし万が一の破損や故障でもパーツの交換だけで即出撃が可能となっている。作戦遂行時間中に故障したパーツをメンテナンスできるという利点は戦略的に非常に有利な状況も生み出し、組織としての戦いにおいてもその貢献度は計り知れない。上腕から先のマニュピレーターはその設計が秀逸であることからそのまま残されていることは意外である。
とはいえ:
どれだけ備えても、人や機器が優秀でも不測の事態は起こるもの。特にこの惑星ゾラでは。そのための装備の一つが、敵援軍など外部からの干渉に対抗し牽制を行う4発の地対地ミサイル。地対空ミサイルを装備できない理由はみなさんご存知の通り。やさぐれブレイカーが背後から忍び寄ってもバーニアによる熱風で丸焦げ。
さらに更に:
上半身が大破し動作不能!戦線から迅速に離脱するためにはデッドウェイトでしかない上半身はリスクの塊。そこで、強制排除(パージ)。あとは自慢の脚力全開でスタコラサッサと戦線から離脱。ボディの無い二脚歩行はロボット工学的に難易度が高いらしいが、レッグタイプのノウハウを活かし実現させたとか、させてないとか。
一粒で二度美味しい:
モナカの旧キットは即、形になるのが最大の魅力。一方でその後の工作や塗装にその皺寄せがくるため、多くの方が難儀してお手つきが積み上げられていく現実。バンダイの新作キットは組み立ても楽しめるように進化。その副次的効果として分解も容易。プラモ愛好家としては「新旧どちらも楽しみたい」と常に感じているもの、生きるための生業という現実により叶わず。
ではどうするか?:
作りたいキットを一つにまとめてしまう荒技。本作では、是非とも作りたい旧キットのカプリコを、着手時に新作であった境界戦機メイレスケンプのフレームに被せたら両方楽しめると考えた。旧キットの可動性能を上げるために新作プラモのフレームを流用する手法は一般的だが、作りたいものを一緒くたにして一つにまとめ上げるという意味で、今回の手法は少々乱暴とも言える。あくまでも、改造や改善ではなく「一緒くたにする」というコンセプトがポイント。
でも、それでいい:
私はプロでもなければ作家でもない。プラモを愛するオトナコドモの様な存在。好きなものを好きなように作る。そういった意味で、本作は私のプラモ人生における集大成になり得るのかもしれないと、こっそりほくそ笑んでいる。やっと、これまでの過去作を超えて「オレのプラモカッコよくない?↑」と言える作品を形にできたことは大きな喜びとなった。
主催の皆さまお疲れさまです。
いつもありがとうございます。
おかげさまで今年の完成品を、また1つ増やすことができました。
ここまでの長文にお付き合い頂きました皆さまにも、改めてお礼を申し上げます。
チーピンファイト!!