57)抜け忍九郎<アオシマ 合体ロボット ザンボット3>

 今年の酒餅はアオシマ合体ロボット、ザンボット3で参加です。
 当時たしか1000円(?)で合体変形できる素敵プラモでしたが、このキットが視界に入る小学校高学年頃にはもうガンプラブームが始まっていて、ついに手を出さないままでした。
 大人になってから手に入れたものの、酒餅でもないと思い切って組めそうにないので、この機会に開封です。

 アニメの『ザンボット3』は放映当時観ていて、「ちょっと変わったロボットアニメ」として、怖さ交じりで記憶に刻まれていました。
 とくに「人間爆弾」や衝撃の最終回は、年齢的にちゃんとは理解できていなかったにしても「なにかすごいものをみてしまった」と、しばらく呆然としていた覚えがあります。
 もちろん監督の名までは認識していませんでした。
 近年、YouTube配信で久々に観なおして、あらためてプラモを作ってみたい意欲をそそられていました。

 とりあえず一回仮組み。
 基本スナップフィットで、外れないようにストッパーもつけられている設計なので、手は付けやすいです。
 実は完成写真等をチラ見してけっこう侮っていたのですが、シンプル構造で合体変形がクリアしてあり、これはこれでかなり良いです。

 合体後のザンボットはもちろん、ザンバード、ザンブル、ザンベース形態も、お小遣いで買える程度のプラモの水準でここまで再現できていれば全然OKです。
 そう言えばガンプラ以前のロボットプラモは「超合金を買ってもらえない子への救済措置」という意味合いがあったのでした。

 歴史が流れた後でこうして振り返ってみると「ガンダムやGアーマーまで後一歩」という感じがしますし、ダブルゼータはガンダムというよりむしろザンボット3の後継みたいな気がしてきます(笑)

 当時の傑作キットと理解。
 カッコいいスタイルや可動、合体変形をクリアしたザンボット3の立体物は既に各種出ている2024年ですので、なるべく素材を活かす方針としました。
 基本は「キットを尊重したていねいな素組み」ですが、純粋に素組みしようとするとかえって難しいのが旧キットあるある。
 合わせ目消しや塗装、後々のメンテの便を考えて少しだけ手は入れ、基本工作+αでできる改修はやっています。

 豊富な武装が楽しい!

 手首基部のパーツを差し込み切らずに接着することで、やや前腕を延長。
 太ももパーツの股関節軸の差し込み穴を上に少々削り、アソビで微妙に開脚できるようにしています。
 ザンボエースは脚部を一旦切り離し、まともに立てるようにちょこちょこ改修しています。

 頭部は小さすぎる「耳」の部分をエポパテで二回りほど拡大、同じく小さすぎる上に凹モールドの眼をプラバンで切り出して貼り付け、印象を改善しています。
 胸のV字パーツはキットのものを120%拡大コピーし、それを型紙にプラバンとエポパテで新造。
 あと、脇のラインを少しだけカットして直してあります。

 後ろ姿は特に改造なし。

 肘関節が緩めの原始的なボールジョイントなので、巨大な銃器が心配でしたが、なんとか持てました。
 バネ式のミサイル発射機構は残してあります。

 ザンバード、ザンブル、ザンベース形態。
 ザンボエースは一応変形可能。
 ザンバードはキットのままだと先端のキャノピーが何もなかったので、ほんの少しだけエポパテで延長してそれっぽく表現してあります。

 あらためてザンボット3に合体。
 それなりにサイズがあり、アニメカラーで塗り分けると見映えがします。

 組む前はどうなることかと思いましたが、とても良いプラモでした。
 アオシマの合体ロボットシリーズ、また機会があれば挑戦してみたいです!

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