作品名①:ククト軍 アストロゲーターラウンドバーニアン 地球軍識別コード:ARV-J ギブル
作品名②:リベラリスト用 アストロゲーターラウンドバーニアン 地球軍識別コード:ARV-K ギャドル
使用キット:バンダイ製 1/144スケールバイファムシリーズNO.18 (各1個)
製作期間:4.5ケ月
製作者:イリコ・キューピー
13回目の参加になりますが、毎回『酒餅・鉄の掟』を守らない、下戸のイリコです。
今回は・・・も、キットを2つ使って、2作品を仕上げました。
ARVのフルコンプを目指して、1年毎に2個ずつ作って頑張っているのですが・・・先は長いです。
頑張る理由は、他にも作りたいキットが山積みです!!皆さんも同じだとは思いますが(≧◇≦)
今回は、3クール以降の舞台となるククト星で登場した、ククト軍のギブルを選択しました。
ウグの強化型と言うのが、一目で分かる素晴らしいデザインです。
旧バイファムシリーズで、完全新作金型となった最後のキットです。
ポリキャップや肩マークのデカールも入っていて、600円(当時価格)でした。
今回初めて組んだのですが、気になる箇所はありますが、出来は悪く無いと思いました。
しかし自分の造形スタイルは、デザイナーが目論んだのがどの様な形状だったのか?
設定画を見ながら、立体物へ変換したものを自分の目で確認しながら作っていく作業です。
大河原先生のデザインは立体を想定されているとの事なので、立体映えがするものが多いです。
今回の2体も、立体映えのする素晴らしいデザインでした。
1.ARV-J・ギブル
① 脚
大腿部と上部のカバーが一体となっていたので、面倒ですが別パーツとしています。
下腿部のフクラハギが平面だったので、切り取ってから曲げています。
足は、かなりのオーバーサイズだったので、全パーツで幅を詰めています。
② 胴体
寸詰まり感の解消として上下の延長と、形状が違っていたエプロンの修正を行っています。
③ 頭部
このキットで一番力を注いだ箇所です。
キットは上下に潰れた様な形状ですが、設定画のイメージは卵の下半分の様なイメージです。
そして、全周カメラの縁のモールドを謎の凸としたセンスは・・・設定画を見ましょう!!と言いたいです。
細かい個所では、口のノズルが小さく、頭頂カメラの形状が異なります。
頭部形状は、幅と高さ方向を延長しながら成形しています。
全周カメラ?は、凸モールドは全て削り落として筋彫りに直して、枠を少し太くしています。
円形の左目のセンサー?についても、一回り程大型化しています。
頭頂カメラや口のノズルも、プラ板を貼りながら設定画のイメージになる様に修正しています。
④ 腕
左肩アーマーの前部には円形のモールドがあったので、彫っています。
キットには、マークと一緒に円形もデカールになっているので、気にならない方はこちらを!
左右の前腕形状は、共に短くて肘アーマーの形状が異なっていたので修正しています。
更に、左前腕の内蔵銃が横に広く、クローが細かったので修正しています。
拳は設定画を見ながら、前腕のサイズに合わせた特注で、プラ板の積層から削り出しました。
専用銃は先端部を細くしただけで、他はほとんど弄っていません。
⑤ バックパック
ほぼキットのままですが、ボディを延長しているので合わせて伸ばしています。
また、ウィングが小さかったので少し大型化しています。
組み上げると、こんな形状になります。
キットが残り過ぎていて、素組みにしか見えませんが、弄ってます。
キットの素性が分かるかと思います。
ギブルは、頭部以外は良いキットでした。
今回も、劇中に登場した姿で全機種を並べたいので、ベタ塗りが基本です。
流行りの塗装法で塗って、並べた時に違和感を覚えるのは嫌ですからね。
20・・・いや30年後も普通にある塗装方法で塗っています。
塗装色に関しては、本体の黄色のみイメージと一致する市販品が無かった為に混色しています。
引き出し式関節のお陰で、専用銃を両手で構える事が出来ます。
2.ARV-K・ギャドル
ギブルを使って他のARVを作れないかと、設定画を見ていて眉間に閃光が走りました!!
正に『来た~~~!!』って感じでした。
バザム⇒ルザルガと、ガッシュ⇒ドギルムと比較しての事ですが・・・(≧◇≦)
① 脚
大腿部とカバーは、ギブルとほぼ同じ形状ですが、設定画から読み取れる範囲で改修しています。
カバーの後部や、大腿部の左右のふくらみの改修など、気が付かれない事をやっていたりします。
下腿部は、部分切断後に角度を変えて接着を行う事で形状を変えてベースにしました。
そこに、プラ板とエポパテを使って、形状を少し修正しながら仕上げています。
足部は切断箇所などを考えながら行った結果、思った以上にギブルが使えてビックリしました。
脚は、ほぼギブルです!!
② 胴体
ここはかなり異なる様に見えますが、基本の形状は似ています。
上下延長の他は、前面のライン変更を行っただけです。
ギブルには無い胸の排気口?などは、プラ板と一部サポートパーツで製作しています。
ここも外装品以外は、ギブルです。
③ 頭部
WAVEのプラ=プレートの積層からの削り出しで、ツインアイはエポパテで作っています。
頭頂部のカメラは、ギブルとそっくりだったので流用しています。
無理矢理にギブルを使用してみようかと考えましたが、無駄な事と思ったので・・・
ここはギブル要素・・・薄めです。
④ 腕
肩アーマーの形状はほぼ同じで、上腕は一部プラ板で蓋をして使用しています。
さすがに全く形状が異なる前腕は、プラ板からのスクラッチになりました。
ギャドルの拳も、設定画と前腕のサイズに合わせた、特注品のスクラッチです。
専用銃はギブルの物をベースにして、プラ板とプラパイプでデコって製作しています。
この箇所も、ギブルが半分程度ですが生きています。
⑤ バックパック
横の4基のバーニアと動力パイプ以外は、スクラッチです。
バーニアを取られたギブルは、サポートパーツを取り付けています。
頭部やボディと思った以上に干渉していた為に、調整などでも手古摺りました。
ギブルの成形色の黄色い個所が、結構残っているかと思います。
ギブルの設計データを応用して、リベラリストたちが作ったのが、ギャドルです。
・・・と言う設定をでっちあげてみました。
これが組み上げた、ギャドルです。
ルザルガとドギルムより断然!!キットが生きています。
ちょっと激しい、改造レベルですかね?
塗装は、こちらもベタ塗りです。
ギャドルは、混色すること無く直瓶で塗っています。
ギブルと同様に、自作の関節を仕込んであるので、そこそこ動かせます。
2体を並べると、頭部のサイズでギブルの方がちょっと大きいですね。
設定では、ギブル:15.6mでギャドル:15.5mなのですが、それ以上の差がありますね・・・(^O^)
ギブルは胴体が上方向に延びてスラっとした?感じと、ずんぐりとしたギャドルが対照的に見えます。
今回仕込んでみたポリキャップのお陰で、飛行ポーズでも飾る事が可能です。
ギャドルも、ほとんどがプラ製で軽いので、この台座でも展示が可能です。
過去作品と合わせてみました!!
キット改造の3機と、スクラッチの3機です。
今回でARVの完成品は6体で、残りも6体になり折り返し地点に到達しました。
あとは、ウグ・ジャーゴ(レコン)・デュラッヘと、ズゴッホ・ディゾ・ディロムが残っています。
来年は、変形が面白そうなディゾを作ろうか?
ギブルとコンビで登場した、スマートなデュラッヘも良いな・・・
あまり考えずに妄想しています。
今回も、最後まで見て頂き有難うございました。